
2023年4月9日(日)に新潟市議会選挙がありました。
「五十嵐たけし」に投票していただきました501票はとてもありがたいものでした。
結果的に当選にいたりませんでしたが、投票していただき誠に感謝しております。
選挙に出たきっかけ
少し長くなりますが、選挙に出たきっかけから書かせてください。
2022年10月から小須戸コミュニティ協会から小須戸活性化委員会の募集があり参加する事になりました。
そこで出てくる案は良いものが多いのですが、一番の問題点はその案を誰が実行するのかだと感じておりました。
どれだけ良い案でも行動に移さないと意味がないです。
解決策を思いついたのが「市議」を作る。
市民がいて市議がいて行政がありますが、小須戸活性委員会に足りなかったのが市議になります。
本当なら市議になりたい人を集めて討論会などを行えれば、良いのですが討論会を開く時間が無く「市議」を作るという提案をした事もあり、2023年1月1日に市議会議員選挙に出ることを決意しました。
市議会議員選挙に出る最後の後押し
CMでお馴染みAUの2023年テーマソングの「ココロ、オドルほうで。」
この曲を聞いて「子どもがココロ オドル政策」のキャッチコピーを決めました。
理想の政治家とは
まずは、自分自身の考える理想の政治家を考えました。
具体的な政策
「新潟市を良くする」などの具体的な事を何も言わずイメージだけでは意味が無いと思っていました。だからこそ具体的な政策が必要。
考え方や政策を比較できるWebサイト
選挙になると配られる選挙公報(新聞紙のような候補者一覧の紙)
立候補者が一覧になっており各候補者の考え方や政策が一覧になっていますが、掲載できるスペースの問題がありますので多くは伝えられません。そこで公式ブログや選挙ドットコムを利用して私自身の考え方を伝えようと思いました。
また市議の仕事内容を細かくブログ等にUPしている人が見つからなかった事もあります。
掲げた政策を実行する
個人的に考える「政治に興味がなくなる理由」は、政治家が掲げた政策を実行しない事だと思っています。
選挙前には調子の良い事を言って、選挙後には忘れている。
会社が同じような事をすると倒産に追い込まれてしまいますが、政治家は当選者数が決まっていますので政策よりも票になっている。だからこそ実行できる政策を掲げてやり遂げたいと考えていました。
今の秋葉区の状況や世の中の流れを考えて「6つの実行したい政策」を掲げました。
選挙戦略
選挙カーを使わない
選挙に出る前から意味が無いと感じていた選挙カー。意味が無いと感じていたのに立候補すると使うのはオカシイと感じましたし、新潟市は選挙カー利用に最大約58万円の補助が出ます。
Yahoo!ニュースの選挙カーのコメント欄を見ると選挙カーに否定的な意見が多かったこともありNO選挙カーに決めました。
また選挙カーの問題は騒音なので、街頭演説や自転車での演説はしない事にしました。
顔よりも政策の選挙ポスター
選挙ポスターには顔が大きく並びます。ですが市議の顔をどれだけ覚えているかと言われたら、立候補前は誰一人知りませんでした。選挙ポスターにも税金から補助が出ます。秋葉区の場合は最大約50万円になります。
税金を使って顔だけのポスターを作りたくなかったので政策メインの選挙ポスターにしました。
ネット選挙
チラシをポスティングする事も考えたのですが、選挙ポスター・選挙公報のデザインに時間がかかった為チラシをあきらめてネット選挙(公式ブログ・選挙ドットコム)を中心に展開する事にしました。
公式ブログは、皆さんに私自身の考え方・政策を知って欲しくて色々な切り口で記事を書きました。
選挙ドットコムのブログですが、検索エンジンの上位になりやすいので選挙前はイベントやコンサート情報の記事をUPして行きました。政治家のブログなんて誰も検索しませんので新潟市や秋葉区のイベント・コンサート情報のブログ記事を書き、公式ブログへ誘導するような流れになっていました。同時に、新潟市、秋葉区の情報を発信することで、地域活性化にも貢献できたらいいなと考えていました。
選挙期間中
Twitterを見ると「選挙カーうるさい」「ノー選挙カー」などのハッシュタグがあり、選挙カーが問題視されていました。個人的にはその流れに乗っていると感じたのですが、もう少し公報で分かりやすく伝えられればよかったという反省点もあります。ただ、他の候補者の投票数を見る限りNO選挙カーという事で票を入れる人は少なかったのかもしれません。
選挙ドットコム・公式ブログのアクセス数は大きく伸びたのですが、秋葉区以外のアクセスが多かった可能性もあります。(アクセス解析ではどこからのアクセスかわかない為)
投票率
2019年 | 2023年 | |
秋葉区の投票率 | 45.96% | 37.63% |
新潟市の投票率 | 44.96% | 38.47% |
期日前投票では新潟市全体の投票率より秋葉区の方が高かったのですが、投票日(4月9日)の投票率が低かったです。
投票率が低い原因は立候補者に魅力を感じなかったという事ですので、私自身の反省点です。
ニュース記事などに期待する政策の上位に「経済対策」がありましたが、具体的な経済対策を提案することができませんでした。
ただ、減税に関して多くの記事を書いてきましたがその内容に関心を持ってくれた人は多かったと感じています。
実際に応援のコメントをいただくこともあり、とても心強かったです。
まとめ
NO選挙カーや政策の選挙ポスターそしてネットを活用した選挙で挑みましたが、現実はそんなに甘い物ではなく、結局昔のままの選挙手法がよいという証明になってしまったのかもしれません。力不足であったこと、応援してくださったみなさんの期待に応えられなかったこと、大変申し訳ございませんでした。
最後に、五十嵐たけしの政策や考えに共感してくださり、投票してくださり誠にありがとうございました。
心から感謝の気持ちを伝えたいです。
ご苦労さまでした。
次回も立候補されますか?
今回だけでは冷やかしで立候補したと思われても仕方ないのではと思います。
馬場 慶一様
コメントありがとうございます。
次回は今の所 全く考えておりません。